紫外線にはUV-α、UV-β、UV-θとあるのはご存知でしょうか？
この中でUV-θは地上に届きません。
よく問題にされるのはUV-α・βですね。
(上図をご参考に)このうち、眼鏡レンズでほとんどのUV-βは吸収します。
つまり、UVカットレンズというのはUV-αをカット、ないしは吸収するレンズのことです。
市販の安いサングラスには"カット率98％"というのを見かけます。
十分なカット率・・・いえいえ、とんでもないです。
のこりの２％がUV-α・βなんです
そう、だから98％UVカットサングラスは意味がないのです。
まぶしさだけは軽減されますが・・・(後述します）
では、UVカットされないものを使っているとどうなるか
よく言われているのが"白内障"になりやすい、といわれていますが、
ただしくは"白内障の進行を進める"です
白内障の主な原因は老化現象ですので、とめることはできません。
それを紫外線が症状を悪化させるといわれています。
あとは、"紫外線角膜炎"
これは"雪眼"とも言われている、いわゆる地面からの反射による紫外線ヤケですね。
眼の充血やひどい方は痛みを感じます。
では、雪の日だけかというと、そうでもないです。
昔と違って、舗装道路やビルの林立によりいろんなところから反射があるので年中危険にさらされているわけです。
ここで注意を
紫外線は色ではカットできません
色と紫外線は別物ですからご注意を。
富山などの雪の多いところでは、実は年中サングラスか紫外線カットレンズがあるといいんです・・・
が、あくまで外にいるときの話
仕事で外出が多い方などにはUVカットレンズは有効ですが、そうでない場合はムリにオプションでUVカットをつける必要はないと思います。
単なる眼鏡屋さんの口車に乗らないように・・・
でも、いはは多くのレンズにUVカットがついていますけどね
そうでない方も外出の際にはUVカットレンズ＝サングラスをお勧めします。
度付にされる場合は色も自由に選べますので、ご相談ください。
ファッションの面と実用面との両面を考慮してお話をしますので、お気軽にご相談ください。
長文になったので、この続きは明日
UVカットレンズと色に関して続けます。
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